【アミューズ美容専門学校×hair’s BEAU group】 毎日の練習を欠かさなかった学生が、今はお客様に喜ばれるスタイリストに

アミューズ美容専門学校で1・2年の担任を務めた遠藤先生と、卒業後にhair’s BEAU groupで活躍する吉川莉央さん。「できる子」だった学生時代、美容甲子園に挑んだ日々、そして今、お客様に頼られるスタイリストを目指していきいきと働く姿まで。学校で学んだことがサロンの現場でどう生きているのか、先生と卒業生が本音で語り合った対談をお届けします。
(写真左から)
hair’s BEAU group 吉川莉央さん
アミューズ美容専門学校 遠藤先生
静かな優等生。その手は、クラスで誰よりも動いていた

遠藤先生:吉川さんは、ひと言でいえば”できる子”でした。しっかり者で、怒ったことは一度もないんじゃないかな。ムードメーカーというよりコツコツ型。1年生と2年生の両方で担任をしましたが、40人ほどのクラスで技術は常に上位にいて、周りに教えてくれる姿もよく見かけました。
吉川さん:遠藤先生は優しくて、だからこそ何でも相談しやすかったです。ただ、私は昔からコミュニケーションが得意じゃなくて、自分から話しかけるタイプではなかったんです。でも賑やかなクラスメイトに引っ張られて、少しずつ話せるようになりました。
遠藤先生:そう言ってもらえると嬉しいですね。うちは先生と生徒の距離が近くて、素直な子が多い学校なんです。そういえば、吉川さんは入学した頃はヘア以外にも興味があったよね。
吉川さん:はい。ネイルやまつげエクステも学べるのが決め手でした。もともとヘアアレンジが好きで、中学の職場体験で美容室を見て、美容師を目指したんです。でも、一番打ち込んだのは入学してからです。
朝も夜も、ただ練習した。美容甲子園・近畿大会の記憶

遠藤先生:学生時代の吉川さんと言えば、やっぱり美容甲子園の近畿大会が一番印象に残っているかな。校内の予選で優秀な成績を収めてメンバーに選ばれて、朝も放課後も、本当によく練習していました。
吉川さん:あの大会は、私にとっても一番の思い出です。2年生のときで、種目はワインディング。朝練はもちろん、放課後も毎日遅くまで残って練習して、正直「もうやりたくない」と思うほどでした(笑)。タイムが決まっているので、時間内に終わらなかったり、理想の形にできなかったりして。そのたびに遠藤先生がここはこうしたらいいと丁寧に教えてくれたので、乗り越えられました。結果は残念ながら入賞できなかったんですけど、努力した分だけ自信につながると実感できました。
遠藤先生:結果は届かなかったけれど、あれだけのやる気があったから、私も全力でサポートしようと思えたんです。本人にやる気がないと、私が厳しく言っても成長にはつながらないので、いかにやる気を切らさずに練習につなげるかを大事にしてきました。吉川さんはもともと器用で飲み込みも早かったですが、そこに練習の量が加わって、卒業式では総代に選ばれました。
吉川さん:あのとき教えてもらったことは、今の仕事にも生きています。カットはもともと苦手でしたが、デビュー前のカットモデルも不安なく臨めました。ワインディングを練習していたので、今もパーマに苦手意識はありません。
遠藤先生:自分が好きで仕事をして、そのうえでお客様に愛される美容師が一番だと考えています。好きでなければ続かないし、技術は後からついてくるもの。その「好き」を育てるのが、私たちの役目です。
自分で選んだサロンで、スタイリストとして歩き出す

吉川さん:その「好き」を一番発揮できると思ったのが、今のサロンです。地元の滋賀で一番行きたいと思ったサロンで、学校の企業説明会でhair’s BEAU groupを知りました。店舗ごとに雰囲気もジャンルも違って、女性向けのお店もあればカラーに強いお店もある。いろんなお客様の髪に触れられそうだな、と思ったんです。就職先は自分で決めて、先生には決まってから報告しましたよね。デビューは入社3年目に入ったタイミングで、今は1年半ほど。デビュー前はカットモデルの人数をこなすのが大変で、集まらないときはしんどかったですが、同期と支え合って乗り越えました。
遠藤先生:大変な時期を乗り越えたんですね。就職ガイダンスで学生にサロンの魅力を話す姿を見て、すごく成長したなと思いました。学生の頃は大人しい印象でしたが、今は表情もイキイキしていて、サロンの環境が吉川さんに合っているんだと感じます。

吉川さん:ありがとうございます。先輩が優しい。それが一番の魅力かもしれません。分からないことを聞けば、忙しい時でも手を止めて教えてくれるんです。営業時間の中にレッスンの時間があるので、練習しやすいのも心強いです。そんな環境で支えてもらっているからこそ、お客様の前では自分から声をかけるようにしています。苦手だった会話も、今は一番の武器です。前回の話を覚えておいて、次にお会いしたときに「あの話、どうなりました?」と聞くと、「覚えてくれてたんだ」と喜んでもらえるんです。お客様に喜んでもらえるのが何より嬉しくて、「私にお願いしたい」と思ってもらえる美容師を目指しています。
遠藤先生:会話力や協調性は、今の美容師に何より大切な力ですよね。学生の頃は自分から話しかけられなかった吉川さんが、そんな力を身につけた。それだけで、私は誇らしいです。こんなに温かい先輩に囲まれて、この先どんな美容師になっていくのか、楽しみです。
壁にぶつかっても、自分で決めた道を歩き続けて

吉川さん:後輩のみなさんには、授業中の「質問できる時間」を大切にしてほしいです。サロンに入ると、技術を磨く時間は思っている以上に限られます。先生に直接聞ける学校にいる間に、できるだけ多くのことを吸収してください。私は、カウンセリングの練習をもっとしておけばよかったと思っています。お客様の悩みは、人それぞれ違いますから。2年間は本当にあっという間です。今しかできないことに、全力で飛び込んでください。
遠藤先生:学生の間にしかできないことは、たくさんあります。そのうえで私が伝えたいのは、美容師になると決めたら、最後までやり抜いてほしいということ。迷う日も、くじけそうな日もあるでしょう。それでも、自分で選んだ道を歩き続けた先には、お客様から「あなたにお願いしたい」と言われる日が来ます。吉川さんのように、その日を目指してください。
[STAFF VOICE]
吉川莉央さん
毎日練習を重ねた学生時代の経験が、今のお客様と向き合う自信になっています。先生方、支えてくれる先輩や同期のおかげで、ここまで来られました。これからも「この人にお願いしたい」と思われる美容師を目指します。
[取材したサロン]
株式会社 エイト/hair’s BEAU group
〒528-0005 甲賀市水口町水口5687-7 2階
TEL:0748-69-6888
HP:https://hairs-beau.com/official/

[取材協力校]
アミューズ美容専門学校
〒601-8031 京都府京都市南区東九条河辺町30
HP:https://www.abc.ac.jp/












