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2021-09-05

輝く先輩を紹介!OB・OG特集

サロンで働くってどんな風だろう?学生のうちはなかなか想像できないかもしれません。ここでは一人の先輩をピックアップ。その人が就職してどんな変化があり、今どんな気持ちで働いているのかを紹介。今の自分と重ねながら、自分が働く姿を想像してみてください。

〔アヌエヌエ七宝店〕手を動かしながら頭でも考え挑戦を続ける、終わりなき向上心

〔Ai-ney classy 豊橋店〕コツコツと続けて初めてわかる、仕事の楽しさ面白さ


手を動かしながら頭でも考え挑戦を続ける、終わりなき向上心

トップクリエイター
七宝店店長/渡辺博紀さん
入社10年目/中日美容専門学校卒

――スタイリストデビューは、美容師のスタートライン

美容学生からサロンに就職して、気づいたことはありましたか?という質問に、「スタイリストデビューがゴールじゃないとわかったことです」と答えてくれたのは、アヌエヌエのトップクリエイター/七宝店にて店長を務める渡辺博紀さんだ。

「多くの人がそうであるように、僕も最初の目標はスタイリストデビューでした。あの頃はスタイリストデビューする頃には、どんなカットもできるようになっているんだろうな…と思っていたのですが、現実は全然違いましたね(笑)」

入社3年でスタイリストデビューを果たした渡辺さんだが、その技術力は入社時にイメージしていたスタイリスト像には、まだまだ届いていなかったという。

「今、当時の自分に点数をつけるとすれば60~70点。スタイリストデビューはお客さまの髪を切ってもいいよという許可をもらえたに過ぎず、美容師としてはそれがスタートラインでした」

その一方で、美容師の仕事の本当の面白さを実感するようになったのも、スタイリストになってからだとか。

「さまざまな接客業の中でも、一人のお客さまと1時間も2時間も向き合う仕事は、数えるほどしかありません。そこでの会話を通じてお客さまがどんなスタイルを望んでいるのかを探り出し、それを実現することができて初めて、一人前のスタイリストといえるでしょう」

――カウンセリングで、お客さまのなりたいスタイルを探り出す

そんな渡辺さんが、“技術”と同じくらい重視しているのが“カウンセリング”だ。しかしそれも、最初から上手だったわけではない。

「カウンセリングは、学校でも教えてくれなければ、テクニックとしてもなかなか教えづらいもの。先輩のマネをしたり、自分で試行錯誤をしながら、少しずつ経験を積んでいくことしか、上達の道はないんですよね」

「基本は教えられても、そこから先を自分で考えることの方が重要」と教えてくれた渡辺さん。自分なりの答えを見つけるためには、何よりも人のアドバイスをしっかり聞く事と経験を積むことが必要だという。

「今、自分がどんなことに困っていて、どんなことが必要かというのは、まずは“自分自身の立ち位置や自分自身のレベルをしっかりと把握し認める事”。だから、同じ練習をするのでも、単に手を動かすだけでなく、頭で考えながら練習することが大切。美容師の仕事は、意外と頭を使うんです(笑)」

頭で考え続けてきた渡辺さんだからこそ、10年目を迎えた今でも「もっと上手くなりたい」という向上心は入社した当時のまま。この情熱は、これから先も変わることはなさそうだ。


<店舗情報>
アヌエヌエ七宝店

名古屋市のすぐ隣の津島市とあま市に、2店舗を展開。店名の「アヌエヌエ」には、ハワイの言葉で「虹」という意味があります。世界基準の美容技術を学ぶことができるCity&Guilds認定校として、入社後には細かなカリキュラムによる技術の習得が可能。希望者は海外研修にも参加できます。

愛知県あま市七宝町桂城之堀44-1
052-446-7726
http://www.anue-nue.co.jp/
★求人情報はコチラから★

<スタッフ卒業学校一覧>
中日美容専門学校 名古屋美容専門学校 中部美容専門学校  伊勢理容美容専門学校 日章学園高等学校 宮崎美容専門学校 岐阜美容専門学校 熊本モア・ヘアメイクカレッジ

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