現役早稲田美容学校生の年の差コンビが新たな挑戦! 〝タテの絆〟を生み出し、全国の学生をつなげるフォトコンテスト、全貌レポート!
有名美容師たちを審査員に、ブッキングも自分たちで直談判
審査員には、木村直人さん(air)宮永えいとさん(grico)、米田星慧さん(OCEAN TOKYO sunny)、リエさん(ヘアメイクアップアーティスト)、というそうそうたる顔ぶれ。どのように依頼したのでしょうか。
「審査員の方には、セミナーで直接依頼したり、SNSのDMを通じてメッセージを送ったりして依頼しました。どの方も快く引き受けてくださって、本当にうれしかったですね。airの木村さんは、メッセージを送った直後にすぐ返信がきて、恐縮してしまったほどです」(照井)
参加する学生のスタイルに偏りが出ないよう、審査員の客層のタイプを考慮に入れ、得意とするスタイルが異なる美容師、メイクアップアーティストに審査を依頼したそう。
「木村直人さんは誰もが認めるレジェンド。木村さんに認めてもらえたら参加者もテンション上がるだろうなと。宮永えいとさんは、あるセミナーで『SNSですごいやつでも実力なかったら意味がない』とおっしゃっていたのが印象的で依頼させていただきました。米田星慧さんは男子美容学生に絶大な人気があり、つねに僕ら学生のことを気にかけてくださっています。リエさんは、僕たちのメイクの師匠。メイクアップという観点からトータル的に作品を判断してくださることに期待しました」(深浦)
企画を進める中で、苦労したことを聞いてみると、「スケジュールをタイトにしてしまったこと。8月15日に発足して8月31日に参加者募集締め切り、9月1日にペア抽選だったのですが、急すぎてあんまり応募者が集まらず…照井くんは、めちゃめちゃ落ち込んでいました」(深浦)
「人を集める大変さを実感しました。SNSで拡散してもらうため、友人に動画制作をお願いして、おかげで開催するだけの応募者が集まりました。試行錯誤しながらも頑張ったつもりですが、次からこうした企画を考える際の勉強にもなりましたね」(照井)
また、審査締め切りは10月31日だったため、結果発表の11月3日までは、4日間しかなく、短い集計期間に苦労されたそうです。「大変だった!」と語る二人。学生らしい素の表情を覗かせた一幕でした。
結果発表! そして、その先に見えたものとは…
そしていよいよ結果発表となった11月3日。
授賞式の会場となった代々木のレンタルスペースには、コンテストの参加者が一同に会しました。
作品の制作過程を盛り込み制作したオリジナルのムービーが流れ、拍手が起きたあとは、いよいよコンテストの結果発表です。司会進行を務める深浦さん・照井さんも、結果発表を心待ちにする参加者たちも心なしか緊張した様子。
さて、そんな中どんな作品が受賞したのでしょうか。