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2021-04-05

夢は雑誌掲載! 叶えるために選んだのは「GARDEN」という場所

GARDEN表参道店でトップスタイリストとして活躍する雲林院優(うじい ゆう)さん。昨年11月にデビューしたばかりですが、たくさんのお客さまの支持を集めています。GARDENを選んだ理由やアシスタント時代の経験について話を聞きました。

――雲林院さんは、なぜGARDENで美容師になろうと思ったんですか?

美容学生時代まで鹿児島で過ごし、就職は絶対に東京でしたいと考えていました。やるからには最先端のサロンで働きたいと考えていて、実際にいくつかのサロンに足を運んでみようとしたときに、専門学校の先生から「GARDENが合っているんじゃない?」と言われたんです。

この一言がきっかけでお客さまとしてGARDENに行きました。そのとき、「ここで働きたい!」と直感したんです。接客スタイルが私にはとても心地よく、気軽に話せるのが楽しくて、「私もこんな風にお客さまを喜ばせられるスタイリストになりたい」と思ったんです。その美容師さんがとても楽しそうに働いていたのも、大きな理由です。

――GARDENに志望を決めてからはどんな努力をしたのでしょうか。

とにかく、自分の夢と理想像を明確にして面接で伝えようと準備をしていました。私が面接官だとしたら、漠然とした夢や目標を持っている人よりも、明確な夢があって、その夢はここのサロンじゃないと叶えられない! という人を採用したいと考えるだろうな、と。

面接のときは、同じように面接を受けている人の誰よりも熱い気持ちを持っている、ということをとにかく伝えました。

――その夢というのは、どんなものですか?

雑誌に自分の作ったスタイルを載せるということです。GARDENでは雑誌掲載の夢が叶うという風に思いましたし、そういう仕事を数多くしている先輩がいる環境で働きたかったんです。

アシスタント時代は、とにかく先輩の撮影の仕事についていくために、頑張っていました。「連れていってください」とお願いするのはもちろんなのですが、言葉だけでなく、行動で示すことが大切だと考えていたので、必死にモデルハントしましたね。撮影のためのモデルさんを連れてきたアシスタントが撮影についていけるというルールがあるからなのですが、ありがたいことに、何回も撮影やヘアショーに同行することができました。

実際に間近で見ているとスタイルをイチから作り上げることを学べてものすごく刺激になります。自分がスタイル作りをしているときに「もっとこういうところも見ておけばよかった!」と思うことも多いです。

――雲林院さんは昨年11月にデビューして、すでにたくさんのお客さまに支持いただいていると聞いています。どんな打ち出し方をしているのでしょうか?

私はハンサムショートが得意かつ好きなのでそれをメインに打ち出しています。ハンサムショートの美容師さんって、男性が圧倒的に多くて女性は少ないので、それがアドバンテージになっていると感じます。「女性でハンサムショートを切れる美容師さんを探していました」というお客さまは多いです。

また、今はインスタグラムにも力を入れているのですが、本格的に取り組み始めたのは去年の1月から。「デビューするときに1万人」という目標を決めて、ひと月に4〜5本は作品撮りをするようにしていました。

私の場合、始めてバズったのが「丸顔の人に似合う髪型」をまとめた情報のポストだったんです。そのポストでたくさんの人に知ってもらえたおかげで、フォロワーさんや指名のお客さまも増えるようになってきました。今はリピートしていただくために、お客さまの気持ちに寄り添った施術や接客を心がけています。

少し前に、念願の雑誌掲載を実現することができましたが、ようやくスタートラインに立てたと実感しています。ありがたいことにSNSでもお客さまが増えるようになり毎日忙しく過ごさせて頂いていますが、もっともっと、腕を磨いて活躍できる美容師になれるよう。頑張っていきます!


雲林院優
GARDEN表参道店/トップスタイリスト
鹿児島県出身。鹿児島レディスカレッジ卒業後、GARDENに入社。銀座エリアの店舗でアシスタンを時代を過ごし、表参道店でデビューする。
https://www.garden-hair.jp/

(カメラマン:松林真幸 ライター:須川奈津江)

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