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2021-06-21

私たち、デビュー1年目! LECO・OCEAN TOKYO・PEEK-A-BOOの注目スタイリストに聞く「デビューの心得」

5月にもなると、新入社員のアシスタントさんもサロンに慣れてきたころではないでしょうか。けれど学生時代とはまったく違うライフスタイルや課題に、「どうやって技術を学べばいいのか」「苦手を克服できない…」と悩む人も多いのでは。そこで今回は2020年から2021年3月までにデビューしたばかりの業界注目のスタイリスト3名にアンケートを実施! アシスタント時代に意識していたことや行動、壁の乗り越え方について語っていただきました。

※本記事は5月12日に掲載されたre-quest/QJ navi DAILYの記事です

<目次>

>LECO史上最速デビュー! 大事なのは尊敬する大人を見つけること−LECO 近藤有紗さん

>女性メインの施術から男性メインの施術へ! 誰かが変われるきっかけになりたい−OCEAN TOKYO OVER日高雄斗さん

>川島文夫さんの秘蔵っ子! 感性を磨き唯一無二のスタイリストに−PEEK-A-BOO 高崎葵さん


LECO史上最速デビュー!大事なのは尊敬する大人を見つけること−LECO 近藤有紗さん

<プロフィール>

LECO

stylist/近藤有紗(こんどう ありさ)

1997年9月7日生まれ。千葉県出身。2018年日本美容専門学校卒業後、1年間教員として就職。半年間フリーター。2019年9月LECO入社。2021年3月デビュー。クリエイティブが大好きで、技術向上に対して貪欲に挑戦している。誰かにドキっとしてもらえるようなスタイルの提案を心がけている。

デビューするまでに行っていた勉強方法や気をつけていたことはなんですか?

一番勉強になったことは、代表の内田の技術を生で体感できたことですね。他には、Instagramで素敵な先輩スタイリストさんの作品を拝見したり、Pinterestや業界誌などで、自分は「何が好きなのか」「何にときめくのか」を探ったりして、日ごろからそれらを自分の中にストックしていました。また、作品づくりにも積極的に取り組んで、常に発信者である意識を持つよう気をつけていました。

デビューするまでに大変だったこと、苦労したことはなんですか?

私は自分の時間を作ることが苦手で…。最初は、疲れているからとダラダラしてしまって、朝起きられないこともあったんです。しかし、これではいけないと思い、休みの日には外に出て、美容系に限らずいろんなイベントに参加してみたり、同世代で集まっているコミュニティに自分から飛び込んでみたりと、積極的に動いて、絶えずインプットするようにしていました。

私は、LECO史上最速でデビューできたとはいえ、1年半ほど学校で講師をしていたので美容師になるのが周囲に比べると遅れています。その分、デビューが決まったときはうれしい反面、焦りもありました。しかし、その遅れをどこかで感じていたからこそ、自分に負荷をかけてやってこられたという思いもあります。

理想とする美容師像は、今までの自分に自信を持って、おしゃれな人や、おしゃれになりたいと思う人がたくさんきてくれて、美容業界からも注目される存在。また、LECOのオンラインストアで手作りのビーズアクセサリーを販売させていただいていることもあり、自身の作品づくりや仲間との発信など、美容にとどまらない幅広いクリエイティブな活動をサロンワークと両立していきたいです。

近藤さんが制作したビーズアクセサリー

現在アシスタントのみなさんに、応援メッセージをお願いします。

私が一番大事だなと思うのは、「尊敬する大人をたくさん見つけること」です。先輩でも、同年代の人でも、美容師であってもなくても、自分がかっこいいと思うことをしている人を見つけてみてください。そういう人たちと話していると、日々の中にときめきやドキッとすること、気づきが増えていくんです。そしてそれが「明日もがんばろう」につながるんですよね。それに、サロンワークはお客さまはもちろんのこと、一緒に働いている人たちとのコミュニケーションも大事。だから、忙しくても自分のがんばれる範囲でいろんな人と関わっていくことが大切だと思います。

>中途入社ならではの苦労も。OCEAN TOKYO日高雄斗さんをデビューまで支えたものとは?

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