先輩スタッフが語る「うちって、こんなサロン!」優良企業特集
就職活動でサロンの情報を集めてみると、時々「結局、どこも同じに見えてしまう」という声が聞こえてきます。でも、そこで働いている人たちには、「この店でなければならない!」という理由があるはず。ここでは先輩スタッフさんに、改めて自分が働くサロンの魅力について聞いてみました。
先輩も後輩も、本音で話せる雰囲気のよさ
―雰囲気のよさを伝えるのに、具体的なエピソードはありますか?
松本さん:私は入社当時ちょっと生意気で、社内の検定に落ちても「なんでダメなんですか?」とか言っちゃうタイプだったんです。そんな時に先輩から「大切なのは、今できるかじゃなくて、お客さまがどう感じるかだからね」と優しく教えてもらいました。とても親身になってもらえて嬉しかったですね。
水本さん:松本さんも大人になったよね(笑)。
田野岡さん:僕は反対に、最初は自分の意見が言えなかったですね。当時の店長には、「社会人になったら、自分のことを相手に伝えるのが大切。ちゃんと言葉にしないと伝わらないよ」と言われました。あの言葉がなかったら、今の僕はいませんね。
誰のためのスタイリストデビューなのか?
―先輩方の面倒見のよさを感じますね。スタイリストデビューまでが標準で3年ということですが、他のお店より長く感じます。
水本さん:これも結局は「誰のためにデビューするのか」という問題で、お客さまのことを考えたら、しっかりと自信をつけてからの方がいいよね…という話。焦っても、いいことは一つもないですよね。
松本さん:私もトップヘアーで働いて、「スタイリストになるためには、技術力だけでなく人間力も必要なんだ」ということを学びました。
―アシスタントからスタイリスト、チーフ、店長へとキャリアアップすることで、心境の変化は生まれますか?
水本さん:うーん、基本にあるのが「お客さまを喜ばせたい」という気持ちなので、それはアシスタントでも店長でも変わらないと思います。でも店長同士、店長とチーフの会話は、スタッフについてのことがほとんどですね。一人ひとり夢を持って働いているので、それをどうやって実現させてあげよう…という思いは強くなります。
田野岡さん:先輩が後輩に支えられることも多いですよ。例えば、先日、僕のお客さまで早朝ヘアセットの方がいたのですが、あるアシスタントの子が自分から「僕も手伝いに来ます」と言ってくれて嬉しかったですね。その子のためにも、もっと頑張ろう!という支えになっています。
どんな人でも受け入れてくれる器の大きいサロン
―トップヘアーに向いているのは、どんなタイプの方なのでしょうか?
田野岡さん:これには明確な答えがあって、「どんな方でも大丈夫」なんです。それを全部受け止めてくれるのがトップヘアーだと感じています。
松本さん:でもあえて言うなら「人の気持ちを分かろうとできるか」は大切かもしれません。先程の田野岡さんのアシスタントの話もそうですが、人のために動ける人は、お客さまともスタッフ同士でもうまくやっていけると思います。
―それも人間力に通じるところですね。今日は、ありがとうございました。
<取材した店舗> TOP HAIR HILLS
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