スタイリストとアシスタントの区別がない!?協力し合うことでチームワークが良くなる
これから就職活動をはじめる美容学生がサロンへ潜入!お店の雰囲気やスタイリストデビューまでの練習など、お店で活躍する美容師さんの生の声を聞いてきました。
(左)スタイリスト 我如古美幸さん/中部美容専門学校卒
(中央)尾崎華さん/中日美容専門学校1年
(右)スタイリスト 新家智子さん/中部美容専門学校卒
※入店時に消毒・検温実施。取材時はマスク着用の上、距離を保ち、撮影時のみマスクを外しています。
スタイリストとアシスタントの区別がないサロン
尾崎さん:サルビアさんはどんなサロンですか?
我如古さん:とにかく、みんなの仲がいい!いい意味で上下関係がないのが大きな特長ですね。
新家さん:サロンワークでも、スタイリストとアシスタントの区別がありません。スタイリストもシャンプーをするし、タオルを畳むのも掃除も手の空いた人がやるから、アシスタントだからスタイリストだから…という区別がないのも、働きやすいと思いますよ。
尾崎さん:そうなんですね!それは働きやすそうです。
我如古さん:だから定着率もいいですよ。出産や子育てでしばらく休んでいた人が、パートで戻ってきて、また正社員に戻るのも、このお店ではよくある話です。
新家さん:女性が多いから、理解のある人ばかりだよね。「子どもが調子悪い…」というと、「今日は帰りなさい!」とか、チームワークがとても感じられますよ。
練習は、無理せず自分のペースで
尾崎さん:スタイリストデビューまではどんな感じですか?
新家さん:1年目ではシャンプーとカラー、ブローを覚えて、2年目からカウンセリングやカットの練習。3年目くらいからお客さまについてもらうかな。それも、最初は得意なスタイルから始められるので、自然と経験が詰めますよ。
我如古さん:基本が身に付けば、あとはその応用と練習あるのみ!先輩もしっかりとフォローするので安心してくださいね。
尾崎さん:練習はどれくらいしますか?
新家さん:週1日決まった練習日があるけれど、それ以外は自由。朝が得意な人は朝来てやるのもいいし、帰りに残ってやるのでもいい。「練習を見てください」と言われて、嫌な顔をする先輩は誰一人いないので、自分からどんどん声を掛けてほしいな。
我如古さん:アシスタントが上達すれば、私たちも楽になりますからね(笑)。