あなたは都心派?郊外派?入社1年目~将来のキャリアプランまで
三河エリアを中心に多店舗展開をしているアイニ―。入社2年目の先輩が学生からの質問に、「入社して初めて分かったこと」などをセキララに告白。「学生時代にしておいた方がいいこと」や、「就職活動で気をつけたいポイント」などについても、先輩の経験談として話してくれました。
【左】小田 綾音さん(中日美容専門学校2年生)
【中央】アシスタント 高橋 侑大さん(入社2年目、中日美容専門学校卒)
【右】アシスタント 鈴木 咲名さん(入社2年目、アーティス・ヘアー・カレッジ卒)
※写真撮影・取材時のみマスクを外しています。
土日も休めるので、プライベートも充実
小田さん:アイニ―さんはどんなサロンですか?
鈴木さん:愛知県の三河エリアを中心に、28店舗を展開しています。お客さまの層は、お子さまからご家族連れまで幅広く、大学が近くにある店舗では大学生の方も多いですね。
高橋さん:サロンワークの特徴としては「お客さまを待たせない」がモットーで、シャンプーやカラーは手の空いているアシスタントが率先してフォローに入るなど、チームワークを大切にしています。
小田さん:働き方の面ではどうですか?
鈴木さん:私が気に入っているのは、お休みがシフト制なので土日でも休むことができるところ。美容師で土日が休めるお店は少ないと思います。
高橋さん:僕は、店舗が多いので、いろいろなスタイリストの先輩を見れるのがいいですね。他の店舗のシフトが少ないときに、ヘルプに行くこともあります。
自分のペースで学べるからこそ、1年目でも差がつく
小田さん:入社1年目はどんな風に過ごしましたか?
高橋さん:入社して最初の2週間は、研修センターに同期全員が集められて、接客やシャンプーなどの基礎研修を受けました。その後、各店舗に配属され、そこからは個人のペースに合わせて練習しています。
小田さん:自分のペースで練習できるんですか?
鈴木さん:アイニ―の場合は、練習をする日を自分で決めることができるんですよ。厳しくはない分、自主性が求められます。
高橋さん:だから、1年経つと“やる人”と“やらない人”で差がつきますよね。例えば僕たちだったら、僕よりも鈴木さんの方が先にカット練習を始めていました。
小田さん:そうなんですね!就職して大変だったことはありますか?
鈴木さん:やっぱり1年目、仕事に慣れるまでが大変だったかな。お客さまが多い日には、一日中シャンプーをしていたりとか。
高橋さん:そうそう。学校で習う技術はあくまでも“基本”。シャンプーもカラーも、そのお店のやり方やルールがあるので、それを覚えるまでは大変かも知れませんね。
鈴木さん:同じ会社でも、他の店舗にヘルプに行くと、また自分の店舗とはやり方が違ったりね。でもその分「いろんなやり方があるんだ」という勉強にはなりますよ。
就職するなら、給与も大切
小田さん:なぜアイニ―さんに入社したのですか?決め手はありますか?
鈴木さん:アイニ―のことはガイダンスで知りました。その後、お客として行ってみて雰囲気が良かったのと、寮があったのが良かったですね。
高橋さん:僕の場合、就職活動の最初の頃は、都心のサロンに入って一人暮らしがしたかったんですよね。けど、いろんなサロンで給与や待遇などを聞くうちに、「現実的にどうだろう」と考えるようになって…。まずは近くのサロンで働きながら、しっかりと技術を身に着けようかな、と。都心に出るのはそれからでも遅くないなと、考え直しました。
小田さん:確かに。お給料も大切ですもんね…。
高橋さん:給料は総支給と手取りと両方聞くといいですよ。あとウィッグなどの教材費がどれくらいかかるか、とか。
小田さん:なるほど!貴重なアドバイスをありがとうございます。今日は参考になるお話が聞けてよかったです。
<小田さんの感想>
アイニ―さんは、自由な雰囲気で働きやすそうなサロンでした。お給料や待遇など、ガイダンスなどでは聞きづらいことまで教えてもらえて良かったです。将来のキャリアプランを、もう一度じっくりと考えてみたいと思います。
<お店からのメッセージ>
鈴木さん:就職活動では、友だちが先に決まると焦る気持ちにもなると思いますが、急いで決めて失敗するよりは、自分が納得いくまでやることが大切。お店の雰囲気や研修の仕組みはもちろん、給与や待遇なども、しっかり聞いてから決めた方がいいですよ。
高橋さん:学生の間の方が自由になる時間は多いので、インスタグラムのアカウントやスタイルブックづくりなども、できる限り進めておくことをオススメします。学生の時の方が、友だちにも協力してもらいやすいですし。国家試験は…何とかなります!(笑)
■取材した店舗…Ai-ney classy 豊橋店
愛知県豊橋市高師石塚町字石塚34-1
0532-37-6288
https://w-agroup.co.jp/
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■取材協力校
学校法人 中日学園 中日美容専門学校
〒450-0003 名古屋市中村区名駅南4丁目11番23号
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(ライター:生木 卓 カメラマン:松本 寛秀)