【Aワールド×中日美容専門学校】 ハラオチするまで、掘り下げて! 納得いく就活が、未来をつくる
藤城さん:辞めないようにするためには、どうしたらいいだろう?と考えて、自分なりに質問するといいですね。
高橋さん:目標実現のためには、必死になる期間も必要だけど、その期間も含めて美容師人生を長い目で見る。そして、自分にできそうな目標設定を、細切れに重ねていくのがいいよね。
長く続けるためには
リラックスできる関係を築くこと
佐々木さん:僕も、まずは小さな目標を立てて、成功体験を重ねていきたいです。最近、仕事をしていて嬉しかったことを教えてください。
高橋さん:カラーをしていて「最初からここに来ればよかった」と言っていただいたことです。毎日違う人と関わる美容師の仕事では、メンタルを保つことも大切です。だから、ほめていただけると嬉しいし、自分がまずリラックスすること。自然体でいる方が、周囲にいい影響を与えられると思います。
藤城さん:私はまだ入社して半年も経っていませんが、高橋さんとはゆる~い感じのLINEをしたり、楽しく関わらせていただいています(笑)。
高橋さん:ほんと、飲み物の話とか、どうでもいい(?)話題が夜遅くに届く。でも、それでいいよね。
藤城さん:人と関わることで、自分が変化していくことを感じています。接客からも、学ぶことはたくさんあります。
高橋さん:そうだね。僕は将来、ファッションの専門学校を出た友人と一緒に、アパレルショップとヘアサロン一体型の店舗をつくりたいと思っています。そこにも、美容師としての技術だけでなくて、接客力って必要だと思うんです。
人と関わり合いながら、自分の好きなことを、長く続けていくための工夫をしたいですね。
<学生レポーター:佐々木さんの感想>
現場のスタッフさんたちの、リアルな声を聴くことができました。コロナ渦の中で、サロン見学に行きにくかったり、マスク越しで、表情が分かりにくいまま会話していたりするので、腹を割って話すことを意識したいです。その経験は、ゆくゆくはサロンワークにも活かせると、今日、お話を聞いてよく分かりました。
<お店からのメッセージ>
高橋さん:就職活動は、気になったら片っ端から訪ねてみるというアグレッシブさが大切だと思います。そして、ガイダンスで出会った年上の方々との会話から、多くのことを学んでください。人間関係、働き甲斐、続けやすさ…学生同士で話したり、インターネットからの情報収集では分からない情報を、ぜひ仕入れに行ってください!
藤城さん:家から近いから、とか、学校の系列サロンだから、とか、単純な理由でこれからの道を決めないほうがいいと思います。自分が働くイメージを、しっかり持って就職活動をする。自己分析をしっかりしておくと、後々、役に立ちますよ!
(フォトグラファー:松本寛秀 ライター:つかもとちあき)
<潜入した店舗>
Ai-ney BLOOM豊橋駅前店
愛知県豊橋市花田一番町179
TEL:0532-32-8075
https://w-agroup.co.jp/
<取材協力校>
学校法人 中日学園 中日美容専門学校
〒450-0003 名古屋市中村区名駅南4丁目11番23号
TEL:052-565-1123 FAX:052-565-1138