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2023-09-05

WD+メンバーが伝える、 ベーシックを学ぶ重要性

―なぜ学生がワインディングに真面目に取り組むことが必要だと思いますか?

鯉沼:ワインディングって、セッティングやブロッキングなどの基本的な技術がすべて入っているので、美容師としての所作を学ぶためのいいトレーニングになるんですよ。一生懸命やれば、頭の丸みや引き出す角度の感覚が掴みやすくなるし、それこそ美容師になってから髪の毛の扱いやコームの使い方などで周りと差がつくと思います。

:学生のうちに成功体験をしておくことが大事だと思っていて。その体験をしやすいのが1 番始めに学ぶワインディングだと思うんです。例えばワインディングのコンテストで勝つなど、技術の一定の到達点となる目標をまずは持つ。そこから必死に練習を重ねて達成に向かっていく。この経験をしていると自信につながるし、プロセスを通して自分の中で勝つための法則がわかるようになります。

米田:少し2人と視点が違うんですが。僕はワインディングの練習に真面目に取り組んだことで、自分が一つのことに熱中できるタイプだと知りましたし、どういう美容師になりたいのかに気づくことができました。美容師としての基礎が詰まっているワインディングに真剣に向き合うことは、自分の美容師としての基盤をつくるためにすごく必要なことだったと思っています。

―ワインディング問わず、学生のうちにやっておくべきことを教えてください

米田:目標を見つけることです。美容師になってからの人生を一度考えてみることで、やるべきこと、見えてくるものも変わってきますよ。

鯉沼:友達をたくさんつくること。そして、同じ熱量で話せる仲間に出会うことです。1人でがんばっても折れてしまうし、高め合える人がいるということは強い。僕にとってはそれがWD+ です。

:情熱を持てることを見つけて、全力で取り組むこと!その経験を手に入れておくと、美容師になってからすごく役に立つと思います。

(PHOTOGRAPH : Masayuki Matsubayashi EDIT : Satomi Togashi)


ADVICE From WD+
−美容学生に向けてのメッセージをもらいました!−

鯉沼舜人さん:無駄の中に価値をもて!
もともとはやる気のない学生だったので、自分に話すつもりでいうと、無駄だと思っていることでも積極的になって、自分の中で価値を持てば意味があります。実際に、学校で学ぶどうせ役に立たないと思っていた授業や知識は、美容師になって活きています。学校の授業や生活のあらゆる場面に、自分の中で意味を持たせて、学生生活を積極的に、楽しく過ごしてほしいです。

堀翔太さん思うように突き進め!
何かを一生懸命やっていると、白い目で見られたりとか、変わってるよねとか言われたりすることがあると思います。僕は学生の頃そうでした。飛び抜けて何かをがんばろうと思うと否定的な言葉がくることもあるけれど、それでやめてしまえば何者にもなれません。否定や批判は気にしないで、自分の思うように突き進んでほしいなって思います。

米田怜穏さん:自分を知ること!
僕は自分や周りの物事について全部書き出してみたことがあって。例えば、なんで美容をやっているのか→楽しいから→でもゲームやっている時間のほうが楽しい?→ではなぜ美容を…。など、あらゆることを突き詰めて考えてみると、自分がどうありたいのかが見えてきます。自分の軸を持っているだけで、モチベーションもメンタルも底上げされますよ。

WD+[ワインディングプラス]とは?

ワインディングコンテスト受賞歴などをもつ現役のアシスタントメンバー7 名で構成されたワインディング専門の技術チーム。美容学生のみを承認する公式アカウントはフォロワーが現在1,000 人を超え、全国各地からセミナーの参加希望が殺到している。


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