私たち、デビュー1年目! LECO・OCEAN TOKYO・PEEK-A-BOOの注目スタイリストに聞く「デビューの心得」
川島文夫さんの秘蔵っ子! 感性を磨き唯一無二のスタイリストに−PEEK-A-BOO 高崎葵さん
<プロフィール>
PEEK-A-BOO
Stylist/髙崎葵(たかさき あおい)
1995年生まれ。神奈川県出身。2016年早稲田美容専門学校卒業後PEEK-A-BOO 入社。2020年10月デビュー。お客さま一人ひとりの個性や、ライフスタイルに合わせて提案できるように目指し、努力を重ねている
デビューするまでに行っていた勉強方法や気をつけていたことはなんですか?
カリキュラムで技術を向上させることはもちろん、モデルさんをたくさん呼んで練習し、スタイリストさんに見てもらうことで、一人ひとりの髪質や骨格、なりたい雰囲気など、なかなかウィッグでは練習できない部分をたくさん学びました。普段の営業中では先輩が施術しているところを見て、わからない部分はすかさず聞くことで、新たな技術を吸収する部分も多かったです。また技術の再確認や誰かに教えることで新たに学べることも多いと思うので、美容師向けの外部講習のアシスタントにも、よくついて行かせていただいてました。
デビューするまでに大変だったこと、苦労したことはなんですか?
テスト前はいつもしんどかったです。普段から練習していても、日が迫るにつれて焦りを感じ、スランプになることも。しかし、これは気持ちの問題だと感じたので、とにかく前向きにやっていました。
また、課題や自分のやりたいスタイルに合うモデルさんを探すのも大変でした。そのため、ウィッグのテストでは完成形に近づけるためのやり方を、モデルテストでは作りたい自分のイメージをもとにどんな切り方で切ったらいいのかなど、いろいろな方に聞いていました。
スタイリストデビューが決まったときの気持ちを教えてください。
実は技術テストでの点数は高い順位ではなく、上がれるか上がれないかの瀬戸際だったのでとても不安でしたが、ジュニアスタイリストとしての売上成績がよかったところも評価されて合格できたと思うんです。発表で合格者として名前が呼ばれたときは「今までがんばってきてよかった!」と思いました。また、PEEK-A-BOOでは合格した後、代表の川島のアシスタントを3ヶ月勤めた後、スタイリストデビューします。そのため、改めて気を引き締めもしました。
川島のアシスタント期間では、技術はもちろんのこと、周りに気を遣う力が養われたと感じています。これからは、川島から学んだ技術と私の感性をさらに磨き、これまでに得たすべてを発揮して、「他の人にはもう髪の毛お願いできない!」と言われる、お客さまに喜んでもらえるスタイリストになれるようにがんばります!
現在アシスタントのみなさんに、応援メッセージをお願いします。
辛いことも多いですが、最初に「美容師になりたい」と思ったとき、どんな美容師になりたいと思ったのか思い出してみてください! それに、何か一つでも新たにできることが増えたり、何かを任せていただけたりすることって、単純にうれしいですよね。お客さまが喜んで、笑顔になって、ありがとうと言ってもらえる。美容師はすごく素敵な職業です。1人でも多くのお客さまに喜んでもらえるような、素敵な美容師になれるようにがんばってください!
<まとめ>
さまざまな悩みに対して、自分に合ったやり方を模索し、努力をされてきたことがわかりますね。今、何かに悩んでいるアシスタントのみなさんも、今回もらった応援メッセージを胸に、素敵なスタイリストを目指しましょう!
(取材・文/リクエストQJナビDAILY編集部)