2025-05-25

【コンフェティ×中部美容専門学校】現役スタイリストが語る、サロン選びで外さないポイントとは？

就職先のサロンを探している美容学生が、豊田市と名古屋市に8店舗を展開する「コンフェティ」に潜入取材。スタイリストの畠中さんに、お店の特長やサロン選びのポイントなどについて聞いてみました。

【写真左から】
学生レポーター／古賀望織さん（中部美容専門学校　2年生）
スタッフ／スタイリスト　畠中望来さん（入社5年目、石川県理容美容専門学校卒）

まずは、いいところを見つけて褒める

古賀さん　コンフェティはどんなお客さまが多いのですか？

畠中さん　どの店舗も小さなお子さまから自分の祖父・祖母の世代まで、幅広い年齢層の方がいらっしゃいます。また常連のお客さまが多いのも当店の特長の一つ。新人で入って顔見知りになったお客さまに「上手になったね」と言われることもあるなど、スタッフとお客さまの距離が近いアットホームな雰囲気のサロンです。

古賀さん　新人を指導するときに大切にしているのはどんなことですか？

畠中さん　サロン全体のテーマとして、「働きやすさ」は大切にしています。たとえば普段から新人が質問をしやすい雰囲気をつくったりとか、練習のアドバイスをするときにもまずはいいところを見つけるようにするとか。私自身アシスタント時代は先輩から褒められるのもモチベーションになっていたので、同じことを後輩にもするように心がけています。

練習は自分のペースでOK

古賀さん　スタイリストになるまでの流れを教えてください。

畠中さん　最初の2週間は集合研修があって、そこで基本的な接客やシャンプーのやり方を習います。その後は、各店舗で練習や実務経験を積みながら、カリキュラムに沿った講習を月3～4回。練習のスケジュールについては、最初の３か月くらいは先輩が組んでくれますが、その後は自分で考えて組みます。スタイリストデビューまでは、最短で1年半くらいです。

古賀さん　やっぱり練習はたいへんですか？

畠中さん　私の場合はもともと練習嫌いで、最初のうちは週3回くらいしか練習をしていなかったんです。それであるとき同期の中で一番自分が遅れていることがわかって…それからは頑張りました！自分でスケジュールを組むのでどれだけでもさぼることはできるけど、やっぱり1年目は覚えることも多いので、できる限り練習はした方がいいですよ。

気になるサロンには何度でも訪問を

古賀さん　畠中さんはなぜコンフェティを選んだのですか？

畠中さん　実は私は県外の出身で、最初のサロン見学のときに名古屋駅から豊田駅まで車で送迎してもらいました。その道中にずっと先輩とおしゃべりをしていて、「こんなに話を聞いてくれる人なら、入社してからも何でも話せそうだな」と感じたことが入社の決め手になりました。

古賀さん　やっぱりお店や働く人の雰囲気って大事ですよね。

畠中さん　そうですね。特に最初は慣れない仕事で疲れているところに、人間関係がよくないともっと疲れてしまいますからね。人間関係がよくないと、仕事に行くのも辛くなってしまうし…。

古賀さん　人間関係のいい店舗の見つけ方はありますか？

畠中さん　サロン見学などで店舗を訪れたとき、スタッフさん同士が会話している雰囲気をみたり、自分と同年代のスタッフがどんな表情で働いているかを見るのは参考になると思います。あとは、気になるサロンがあったら、就職を決めるまでに何回も行ってみることも大切。いま働いているスタッフの中には、学生のときに10回くらい来てから就職を決めた人もいるくらいです。

古賀さん　そうなんですね！今日は参考になるお話をたくさんありがとうございました。

フォトグラファー：松本　寛秀　　ライター：生木　卓