輝く先輩を紹介!OB・OG特集
サロンで働くってどんな風だろう?学生のうちはなかなか想像できないかもしれません。ここでは、美容師として奮闘する先輩たちに様々なお話しを聞いてきました。就職してどんな変化があり、今どんな気持ちで働いているのか。今の自分と重ねながら、自分が働く姿を想像してみてください。
[コンフェティ さくら浄水店]入社3年で、学生時代からは思いもよらない自分に
[コーヌコピア本店]学生時代に頑張った経験が、社会人になってからも活きてくる
入社3年で、学生時代からは思いもよらない自分に
先輩や同期、お客さまに支えられる日々
あなたは、自分の社会人3年目を想像できるだろうか?社会人になって3年もすれば、学生時代には想像もできなかったような毎日を過ごしている可能性は十分にある。コンフェティに数名いる入社3年目の一人、木村香月さんは、社会人になった年の冬に妊娠。2年目の夏から9ヵ月の産休・育休に入り、3年目の5月に復職したという。
木村さん「最初は退職をすることも考えましたが、会社はそんな私を受け止め、どんな働き方ができるのか、一緒に考え、美容師を続ける道を示してくれました。」
コンフェティのスタッフに職場の魅力を聞くと、「お店のアットホームな雰囲気」を挙げる人は少なくない。そんな同店らしいエピソードは、他にもある。仲村ひめのさんは、沖縄の美容学校を卒業後、一人で愛知県に来た。
仲村さん「初めての一人暮らしで、最初はとても心細かったことを覚えています。でも、お店の人たちがみんな温かかった。先日、体調が悪くなったときには、社長をはじめみんなが心配して連絡をくれたりなど、とても心強かったです」
職場の居心地の良さをつくっているのは、スタッフだけではない。常連客をはじめとした顧客とのアットホームな関係も、同店で働く魅力の一つ。一期崎遥さんは、そんな「お客さまに育てられてきた」という。
一期崎さん「社会人に成りたての頃は『怒られたらどうしよう…』ということばかり考えていました。でも実際に接客をしてみると、少々失敗をしても『大丈夫だよ』と優しい声を掛けてくださるお客さまばかり。この距離の近さは、当店ならではだと思います」
仕事を通じて、成長している自分を実感
3年間で実感できるのは、人の温かさだけではない。社会人になった最初の3年間は、自分自身が大きく成長する時間でもある。
一期崎さん「入社した頃は、とにかく同期と自分を比べてしまって、落ち込むことが多かったですね。でも、それを支えてくれたのも、また同期。そのお陰で、人は人、自分は自分と考えられるようになりました。同期がいたからこそ、今の自分がいます」
仲村さん「学生時代は、単に『美容に興味があるのは自分自身のため』でしたが、サロンで働くことで『自分の知識を使って、お客さまの悩みを解決したい』という考えに変わりました。そのためにもっと深い知識を知りたいと思っています。学校の勉強は苦手でしたが、社会人になってからの研修は楽しいですよ」
木村さん「朝礼で順番に話すときに、今では“挨拶”についてだけでも語れるようになりました。3年間、フルで働いていない私でさえも、自分の成長は感じますね」
それぞれに身に付いたスキルに多少の差こそあれ、目指す方向は同じ。あなたのことも、きっと同じ方向に導いてくれるに違いない。
■取材した店舗・・・ コンフェティさくら浄水店
愛知県豊田市大清水町大清水6-1
0565-46-6161
http://confetti-hair.jp/
(フォトグラファー:松本寛秀 ライター:生木卓)