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2019-04-12

TOKYO看板アシスタント男子 vol.1 クラシカルダンディーCODE+LIM 畠中康行さん

東京のカワイイアシスタント女子をご紹介したTOKYOカワイイアシスタントシリーズから1年。世は空前の男子ブームです。清潔感などあたりまえ、男子もかっこよく、ときにはカワイく。そんな時代を牽引しているであろうサロンの看板男性アシスタントさんにクローズアップします。

美容師たるものカッコイイことも人気の条件。未来のカリスマとなる!? 看板男性アシスタントさんに信条(マイルール)やファッションについてなどを伺いました。


第1回目は、クラシカルダンディーを目指すCODE+LIMのポジティブアシスタント畠中康行(はたなかやすゆき)さんです。

DATA.

出身:宮崎県

学校:大村美容ファッション専門学校

キャリア:アシスタント4年目

特徴:クラシカルダンディーな“ヒゲ”

地元のお兄ちゃん的存在の美容師さんに憧れて、進学校から異例の美容学校に進学。学校説明会で出合ったLIMに心惹かれて当時Dot+LIMのスタイリストだった京里さんにカットをしてもらいに東京へ。レッドカラーにパッツンオンまゆ毛の超新鮮スタイルといきいき働くアシスタントさんにもビビっときて “ここだ!”と思ったそう。そこから毎月カットカラーをしに東京に通い、直感にしたがってLIMに入社。面接では攻めとポジティブな姿勢で挑み、“LIMはおしゃれでカワイイ女性のスタイルが印象的だけど自分が入ったらメンズのビジュアルも打ち出したい!”とやりたいことを積極的にアピールしたそう。アシスタントながら、クラシカルダンディーを追求し、ヒゲとシックなファッションでファンを獲得する看板アシスタント男子です。

SHORT Q&As !

Question1. スタイルを持って楽しく美容師をするためのMYルールは?

好きなことを突き詰めることです。昔からクラシカルなものやバーバースタイルが好きです。特に映画『グレーとギャッツビー』のような1930年代のスーツスタイルに心惹かれます。ファッションやヘアスタイルもそこを目指していますね。このスタイルが評判よくてお客さまに覚えてもらえたり、人脈が広がったりしています。好きなものを突き詰めると楽しくすごせる上に、武器にもなるなと感じます。

Question2. 今一番がんばっていることは?

今年スタイリストデビューをする予定なのでカットを頑張っています。休みも一日モデルハントをして、毎日営業後にモデルカットをできるようにしています。

Question3. 今日のファッションポイントは?

大人の色気のあるおじさんになりたいんです! 今日はサロンワークなのでシンプルにまとめて、スカーフや帽子などの小物でアクセントをつけています。サロンワークじゃないときはスーツもよく着ます。クラシカルなスタイルが好きなので、ヴィンテージの服が多いです。おじいちゃんが二人とも体格が自分とそれほどかわらないので、昔の服をもらって直して着たりもするんです。日のパンツもおじいちゃんのお下がです。昔の服は特にブランド物ということでなくても、仕立てがよいものが多いんですよ。おじいちゃんのクローゼットは僕の古着屋です(笑)今

Question4. 今ハマっていることは?

スタイルブック作りです。メンズを中心にしたスタイルブックを去年から少しずつ作っています。もともと好きなクラシカルなものから徐々にさまざまなスタイルを派生させていっています。撮影や作品作りはもともとやりたかったことなのですごく楽しいです。

Question5. 先輩に言われて心に残っていることは?

1年目のときに営業後にその日上手くいかなかったことを反省していて、落ち込んだ空気が外に出てしまっていたみたいで。そのとき先輩の成田仁也さんに「自分のモチベーションも、営業中のスタイルも、あげるも下げるも自分次第だよ」と言われました。怒るでも諭すでもなく、サラっと言ってくれた言葉なのですが、今でも落ち込みそうになるとこの言葉が思い出されて気持ちを切り替えることができています。

Question6. 最近食べたおいしいものは?

陳麻家の、陳麻飯です!!(嬉) これ僕の東京のソウルフードで、最近は週2で食べてます! 山椒が利いててほんとおいしいです。夏でもいけます。坦々麺とセットで食べて欲しい。あと三軒茶屋の陳麻家のレモンサワーは濃いのでザーサイきゅうりと一緒に食べるのが僕の定番です。安いし夜中でもやっているのでアシスタントの味方ですよ。

(取材・文・撮影/QJナビ編集部)

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