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2020-01-29

カッコいいも可愛いも叶えたい “中性的美容師”を目指した理由

「男性だから」「女性だから」はもう終わり。ジェンダーフリーな美容師へ。

vainはSNSを使った発信を強化していくことが1つの指針としてあったので、私もInstagramなどを使って“中性的”を打ち出していくことに。

すると、自分と同じような悩みのお客様が予想よりも多く、しかも悩みの幅が広いことにも気付いたんです。

例えば、男性・女性というような性別に縛られたくなかったり、自身の性とは逆の気持ちがあったり。年齢層も上は40代~下は10代と幅広いですし、見た目は全員似ていても、どう見られたいかは一人ひとり全く違うんですよね。

想像していたよりもずっと、多くの方が悩んでいたんだと気付きました。それを知り改めて、そういった気持ちを汲み取れる美容師になりたいと思いました。

かっこよくてかわいい、中間的なスタイル

Instagramを見ていると、ジェンダーレス男子・女子といった人を見かけることは多くなりましたし、LGBTという言葉に触れる機会も増えたと思います。

しかし、お店には行けないけど相談したいとDMを送ってくださるお客様もいらっしゃいますし、まだまだ理解してもらいにくい雰囲気があることも事実です。

ですがこれからの時代、男性・女性という性差をする必要はある意味ないと思っています。男性がスカートを履いても、女性が男性的な髪型やファッションをしても、全部”自己表現”の一部。

自分らしさという表現をもっと自由に楽しむ人が増えてほしいですし、そんな人たちに寄り添える美容師として活躍していけるようになりたいと思います。


プロフィール
vain渋谷店 スタイリスト mizuki
国際テクニカル理容美容専門学校卒業。都内を中心に12店舗を展開する株式会社ユーフォリアへ新卒入社。昨年6月、同社の新ブランドサロンであるvainへ異動。「中性的」「ジェンダーレス」といった、性別にとらわれないスタイルを提案するスタイリストとして支持されている。
https://vain.tokyo/

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