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2020-01-27

大学進学から美容の道へ  元・体育大生のアイデザイナー

現在、Paige by Neoliveのトップアイデザイナーとして活躍する富樫さん。元々は体育大学に在学していましたが、一転して美容学校へ、現在はアイデザイナーという異色の経歴を持っています。高校も大学もスポーツ一色だった生活が美容の世界へ切り替わった理由はなんだったのか?学生生活からアイデザイナーになるまでの経緯をうかがいました。


大学中退後、美容学生との出会いが人生を変える

高校を卒業するまで、ずっとバスケットボール部に所属していました。平日も土日もバスケットボール一色。学校では体育科でスポーツを専攻していたので、普通の女子高生と比べたら運動ばかりしていましたね(笑)

仕事もスポーツ関係へ進もうと考えていたので、高校卒業後は迷わず体育大学へ進学。 大学生活が始まり、高校とは全く違う環境に、毎日とてもワクワクしていました。

ですが、授業が進むにつれ、「これって本当にやりたかったことなのかな?」と思うように。 同期たちは“体育教師”を志す人が多かったのですが、自分が教師として働くことはどうしても想像できなかったんです。

あくまで自分はプレーヤーであり、教える立場になることは違う気がしていました。私が目指すべきところではない、そう感じ、1年生の途中でしたが大学を辞める決意をしました。

美容専門学校という言葉が頭の中を行き来するようになったのは、当時働いていたアルバイト先でした。一緒に働くスタッフたちの多くは美容学生で、彼女たちが美容の仕事についてたくさん教えてくれたんです。美容と一口に言っても様々な職種があることに驚きましたし、アイデザイナーという仕事を知ったのもこの時でしたね。

最初は何となく聞いていただけでしたが、話しているうちに「美容の仕事なら向いているかもしれない」と思うようになっていました。間もなくして、日本美容専門学校の夜間コースへ入学を決意。高校卒業後、2度目の学生生活がスタートです。

▶ スタートが遅いことはマイナスでは無かった

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