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2019-10-14

「憧れの偉人は、ダヴィンチ」 LIMのマルチ・ポテンシャライトの生き方

とにかく「できます!」と言い切って、全てやり切ってきた

DJをすることになったのは、「晴也はDJできるでしょ?」という友達の思い込みがきっかけ。最初は、本当に何もできないから、手拍子やダンスで盛り上げ役をしているような状態でしたね。

一度友達がバックレて自分が回さないといけなくなったことがあったんです。上手く曲をつなぐことができず散々でした。だけど、それからも「できます」と言い張ってやってきたんですよ。スタジオでひたすら曲をつなぐ練習を続けていくと、だんだんとできるようになってくるものです。

ぶっちゃけ、アーティスト名も曲名もわからないような曲をつないでるんですが、DJをやっている人に言わせると、「選曲がいい」らしく、今もいろいろなところに呼んでもらっています。ファッションブランドのパーティーなどで回すこともあります。

チュートリアルの徳井さんのヘアメイクも、専門学校時代からさせてもらっています。共通の知人から「ヘアメイクできる人いない?」と聞かれて、「できます」と言い切ったことがきっかけなんですよね。振り返ると、最初からできたことなんて一つもなくて、できるできないに関わらず、とりあえず仕事をとって、なんとかやり切ることで自分のモノにしてきたんです。先日、re-quest/QJの表紙の撮影をやったときも同じです。経験がない上に、スケジュールもタイトだったけれど、「できます」と答えてやり切った。もし僕が「できません」と断っていたら、自分の表現を世に出すチャンスを逃していたわけです。

LIMに入ったきっかけは、専門学校時代にヘアショーのモデルとして出たこと。それまで東京のサロンに行ったこともなかったので、自分の中では初めてを捧げたみたいなイメージでしたね(笑)。ほかのサロンでもモデルをする機会があったのですが、LIMが一番自由に見えました。みんなイキイキとしているし、ここなら問題児だった自分だって受け入れてもらえるんじゃないかと思ったんです。実際さまざまな活動をさせてもらっているし、今後はサロンワークではなくヘアメイクとして活動する予定です。

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