2025-06-15

「先輩後輩の垣根を超えて高め合える、最高の環境！」カキモトアームズで夢のヘアショー初舞台！

5月20日に開催されたカキモトアームズのヘアショー『arms collection’25』。アシスタントから店長まで、スタッフの中からオーディションを勝ち抜いたスタイリストのみが競演するこの夢舞台に、今年初参加となった入社3年目のスタイリスト、宮坂陸希さんを直撃取材！ショーの感想やカキモトアームズに入社を決めた理由、同社の魅力について話していただきました。

スタイリストとカラーリストで一つの作品を作る「難しさ」も、今後のモチベーションに

―まず、先程までのヘアショーに参加した感想を聞かせてください！

ヘアショーに出るのは入社したときからの夢だったのですが、昨年はオーディションに落ちてしまったんです。今年、スタイリストとして初参加が叶ったので直前までいろいろ考えて調整を続けていました。

カキモトアームズのヘアショーでは、サロンワークと同様にカラーリストとコラボレーションしてスタイルを作り上げます。僕は今回、同期のカラーリストと組んでスタイルを作ったのですが、そのすり合わせがやっぱり難しかった！というのが今回の正直な感想です。例えば、ハイライト一つ取っても、レングスやカットする位置によってまったく印象が異なるんですよね。
でも、その難しさを改めて知ったことで、これからもスタイリストとして技術を伸ばしていって、カラーリストも引っ張っていけるようになりたいという目標もできました。

―宮坂さんは、QJの企画に参加したことでカキモトアームズを知ったと聞いています。入社の決め手はなんだったんですか？

僕は、もともとメンズを専門にやりたくて、メンズサロンへの就職を考えていたんです。QJの企画でカキモトアームズのハイライトとカットの施術体験をしたのが、ちょうどメンズグルーミングサロンで、そのときに担当してもらった美容師さんたちーー今では先輩になりますが、彼らと知り合って「この人たちと一緒に働いてみたい！」と思ったんです。自分のやりたいメンズをやれて、尊敬できる先輩がいるのが決め手でした。

―今、スタイリストとしては１年目ですよね。デビューまでの道のりは順調でしたか？

カキモトアームズは２年でデビューできるカリキュラムなのですが、僕は１年３か月でデビューしているんです。「早くデビューしたい」という気持ちがあってのことだったのですが、決してすべてが順調だったわけではないんです。
というのも、スタイリストデビューするには200人のモデルさんをカットしないといけないんです。僕はとても不器用だったので200人ではなく、その倍の400人のモデルさんをカットしました。

―400人!?　モデルさんを集めるのも大変そうです。

そうですね。一度カットさせていただいたモデルさんにも髪が伸びた周期が来たらまた声をかけて来店していただいたり、友人を紹介してもらったり必死に頑張りました。そのおかげで、初月の売上は社内歴代1位を獲ることができたんです。お願いしていたモデルさんたちがたくさんお客さまとして来ていただけた結果ですね。

「試合になったら年齢は関係ない」!?意識は高いけどフレンドリーな先輩後輩関係

―ふだんは、どんな空気感でサロンワークしているんですか？

スタイリストもカラーリストも、とにかくプロフェッショナルとして仕事をしていることが直球で伝わってくる感じですね。かといって「先輩がこわい」みたいなのはまったくないんですよ。
とにかく環境が素晴らしいんです。スポーツで例えるなら、「試合になったら年齢は関係ない」という感じで、仕事の場では先輩後輩の垣根を超えて高め合えることができるサロンです。でも、先輩はフレンドリーだから、たまにタメ口になっちゃうこともある（笑）。それくらい楽しい環境でサロンワークしています。

―最後に、美容学生にメッセージをいただけますか？

美容業界は離職率が高いと言われていますが、続けるには自分のやりたいことができるサロンを見つけてほしいです！　僕のようにメンズカットがやりたければそれができるサロンを、パーマがやりたければパーマが得意なサロンを。「みんな、やりたいことを見つけよう！」というのが伝われば嬉しいです。

今回取材した美容師

宮坂陸希さん
MEN’S GROOMING SALON by kakimoto arms 麻布台ヒルズ店
メンズグルーミングスタイリスト
埼玉県出身。山野美容専門学校卒業後、カキモトアームズに入社。1年3か月でデビューを果たし、デビュー初月の売上で社内随一の記録を残す。センターパートやニュアンスパーマを得意とし、スポーツ選手の顧客も多数抱える。
instagramアカウント：＠miyariki38