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2022-05-15

メンズハイライトの需要が激増!?『メンズグルーミングサロン』の展望とは?

カキモトアームズには、カット専門のスタイリストと、カラー専門のカラーリストが在籍し、一人のお客さまをペアで施術する『スペシャリスト制』が取られています。バーバースタイルのサロン『メンズグルーミングサロン』でも、2022年3月、メンズ専門のカラーリストが誕生しました。美容学生さんに実際に体験してもらいながら、サロンの生い立ちや、これからのメンズデザインの広がりについて伺いました。
※上写真 左から メンズグルーミング青山店トップカラーリスト/東 良亮さん、美容学生/宮坂陸希さん(山野美容専門学校) 、メンズグルーミング事業部長兼メンズグルーミング青山店店長/長戸 寛典さん

メンズグルーミング はハサミが命!カットの技術がどんどん向上する

――メンズグルーミングサロンの設立の経緯について教えていただけますか?

長戸さん メンズグルーミングサロンの立ち上げは2007年。カキモトアームズはレディースのお客さまが中心のサロンですが、当時は、雑誌の『LEON』が大流行するなど、大人の男性の身だしなみが注目された時代でした。そこで、カキモトアームズでも、大人の男性向けのメンズサロンを作ろうということになったんです。

最近はこういったバーバースタイルを手掛けるメンズサロンが増えていることもあり、学生のお客さまにもたくさん来店いただいています。
僕も、もともとはレディースのお客さまを中心に担当するスタイリストだったのですが、このメンズグルーミングサロンの設立に際して、新しいことにチャレンジしてみたい!という気持ちで、立ち上げから関わっています。

――長戸さんは、カットを担当するスタイリストですが、通常のメンズサロンの技術と異なる点はありますか?

長戸さん バーバースタイルというと、刈り上げやツーブロックのスタイルですが、バリカンで刈るのではなく、ハサミで丁寧に切り込んで作ることが大きな違いだと思います。
メンズにしてもレディースにしても、通常のヘアサロンの場合は、切ってもショートくらいの長さが多いですし、カラーのお客さまが多いサロンだと、カットもトリミングくらいという場合もありますよね。それに比べてメンズグルーミングサロンは、とにかくハサミを使って切る経験が積めるので、技術が圧倒的に上達します。

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