テレビ・ドラマの現場で働くには? 山田かつらの若手ヘアメイクが語る映像業界のリアル

ヘアメイクの仕事をしたいという方、「山田かつら」という会社を知っていますか? 山田かつらでは、映像の現場に直結するヘアメイクスクール「サンタフォンス」を運営。スクールでプロの技術を実践的に学びながら、卒業後はドラマやバラエティなどの第一線で活躍するチャンスが広がります。今回は、山田かつらに所属する若手のヘアメイクさんたちに、映像業界での仕事について、本音で語っていただきました。
<インタビュー協力>
松本 果子(まつもと かこ)さん
関西ビューティプロ専門学校卒業後、山田かつらが提携する実践重視のヘアメイクスクール「サンタフォンス」のスタンダードコースを修了。現在、1年目でABEMAなどのヘアメイクを担当。
柴山 侑姫(しばやま ゆうひ)さん
大坂ビューティアート専門学校後、「サンタフォンス」のスタンダードコースを修了し、現在2年目で、ABEMAの配信番組を経験し、今はテレビ局のヘアメイクを担当。
黒川 茉鈴(くろかわ まりん)さん
大坂ビューティアート専門学校後、「サンタフォンス」のスタンダードコースを修了。現在1年目で、トレーニングにトップ合格し、ヘアメイクの現場に立つ。
井坂 茉未(いさか まみ)さん
茨城理容美容専門学校後、ヘアサロンに就職。美容師として働く傍ら、「サンタフォンス」のプロフェッショナルコースを修了し、現在3年目で、映画やドラマのヘアメイクを担当。
テレビのエンドロールで知った「山田かつら」。スクールで技術を学び、映像の現場へ
――みなさんは、なぜ山田かつらでヘアメイクの仕事をしようと決めたのでしょうか?

松本さん 小さい頃からメイクが好きで、仕事にしたいと考えていました。そのため、美容師の国家資格とトータルビューティーを学べる専門学校に進みました。メイク系の仕事というと、BA(美容部員、ビューティーアドバイザー)がよく挙がるので、同級生はそちらの道に進む人が多かったですね。私も、一度はBAという道も考えたのですが、やるならば映像業界でメイクがしたいと考えて、山田かつらのヘアメイクスクールに所属することに。山田かつらの存在は、テレビのエンドロールを見て知りました。「専門学校を卒業して、またスクールに通うの!?」と思われるかもしれませんが、スクールは週3日なので、私はバイトもたくさんしながら通っていましたね。

柴山さん 私も、山田かつらの存在は、ドラマのエンドロールで知りました。山田かつらには、ヘアメイクスクールがあり、そこで1年間、プロフェッショナルの技術を学びます。映像系に特化したスクールなので、ふつうのヘアメイクはもちろん、時代劇で使うかつらや、映画、バラエティ番組で必要とされる特殊メイクについても実践型の技術を学べるのが面白いところです。
――スクールを修了すると、すぐに現場に入れるんですか?
松本さん そうですね。私は、今、現場は1年目でABEMAのヘアメイクを担当していますが、最初は地上波テレビ局のヘアメイク室で先輩からいろいろなことを学び、独り立ちしました。練習期間は半年間ほどあるのですが、その間にチェックテストをいくつか受けて、合格したら実際に演者さんのヘアメイクを担当できます。
――練習期間では、どんなことが大変でしたか?
松本さん ショートヘアのセットを練習するためのモデルさんを見つけるのが大変でしたね。私は専門学校も女子校で、ショートの人が周りにあまりいなかったので、先輩にモデルになってもらうのですが、他の人もショートのモデルさんを見つけるのが大変だったようで、先輩の取り合いみたいな感じでした(笑)。

黒川さん 私は、自分が不器用なので「大変かも」と覚悟していましたが、器用か不器用かは、あまり影響はありませんでした。というのも、技術はしっかり先輩に教えてもらえますし、仕事を初めたときと1年経った今では、「ちゃんとできるようになっているよ!」「最初とは全然違うよ」と、成長を褒めてもらえることもありました。
時間との勝負、現場での気配りetc.映像ヘアメイクのリアルな仕事
――映像系のヘアメイクの楽しさは、どんなところにありますか?
松本さん 自分がヘアメイクした演者さん――例えばアナウンサーさんが映像に映し出され、ニュース原稿を読んでいるのを見ると嬉しくなりますね。「私がメイクしたんだよ」と家族に知らせると、喜んでもらえます。
あと、映像系のメイクはテレビだと割とカタいスタイルが求められることが多くて、美容室のヘアセットにあるような、「後れ毛でかわいさを出す」みたいなことはあまりないんです。一方、私が担当しているABEMAは、テレビとは違ってそういった今っぽい可愛さの表現もできるので、ヘアセットも楽しいですね。
――逆に、大変なことはありますか?
松本さん 私たちは会社員なので基本的には1日8時間勤務なんです。ただ、映像業界は撮影が長時間になることもあり、そういうときには残業になることもあります。なので、体力はかなり大事ですね。

井坂さん ヘアメイクの仕事は、クリエイティブや広告、わたしたちのような映像系など、どんなジャンルでも空気を読むのに長けていることが求められるので、それが大変、という方はいるかもしれませんね。
松本さん たしかにそうですね。ヘアメイクを担当ける演者さんがどういった方なのか、気遣いをしながら仕事をしています。あとは、一人で複数の演者さんのヘアメイクを担当することもあるので、それはとにかく時間勝負! 「できません」というわけにはいかないので、自分の中の引き出しをたくさん増やして、それを制限時間の中で表現できるようにならないといけません。でも、経験を重ねるうちに演者さんに「おまかせで」と信頼していただけるようになるので、それが楽しくやりがいでもあります。
――映像業界でヘアメイクの仕事をしたいという人にメッセージをいただけますか?
松本さん ヘアメイクの仕事というと、特定の一人の師匠について何年も見習い期間があるというイメージがありますが、それで実際にヘアメイクの仕事ができるようになるのは一握りですよね。でも、山田かつらの場合は、短期間で確実にヘアメイクの仕事をすることができます。ヘアメイクの仕事をしたい人にとって、明確な道があるのはありがたいですよね。

一方で、キラキラと華やかな仕事と思われがちですが、実際は目立たない裏方の仕事です。映像業界ならではの、“現場文化”や“しきたり”もあり、最初は戸惑うこともあるかもしれません。私も、気が強いタイプではないので最初は不安でしたが、だんだん慣れてきて、時には「気にしない」ことも大切なんだな、と思えるようになりました。
大変なこともありますが、テレビや映像関係のヘアメイクは自分の活躍を家族や友人に知って応援してもらうことができる貴重な仕事ですよ!
――今日はありがとうございました!
SANTA FONS/株式会社山田かつら
スクール住所:東京都世田谷区太子堂2-15-1 野村三軒茶屋ビル6F
TEL 03-5787-2787

映像系ヘアメイクアーティスト育成スクール『SANTA FONS(サンタフォンス)』。山田かつらの入社資格を得られる、唯一の指定校としても知られています。












