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2019-07-01

Violet前原穂高先生に聞く! 【2限目】愛されアシスタントになるコツ(裏技含む)

先輩ファーストではなく、お客さまファーストでいこう!


先輩スタイリストに好かれたいと思ったら、誰よりも先輩のお客さまを大切にしてください。先輩の顔色ばっかりうかがって、先輩ファーストになっちゃう人も多いけれど、それじゃあ誰も幸せにならないから。サロンがあるのはお客さまのおかげだし、スタイリストもお客さまがいるから仕事がある。お客さまが一番大事なので、それを理解して動けるアシスタントになってほしいです。

これはぜひ覚えてほしいのですが、先輩に愛されるための裏技があります。それは、「お客さまに褒められること」です。先輩のために一生懸命やればもちろん褒められますけど、それより「あなたは気づいていないかもしれないけれど、アシスタントの子がこんなことをしてくれたのよ」っていう話を、お客さまから先輩にしてもらったほうが、遥かに効果があります。先輩だって「そうかあいつは俺の見てないところで頑張ってくれているんだ」って感謝しますよね。これはマジで効きます。


この裏技は、違うパターンで応用することもできます。たとえば、先輩に褒められるよりも、社長から「あいつの動きいいぞ」って言われたほうが効きますよね。少しハードルは上がりますが、先輩の上の人に褒められる動きをするのも効果的だと思います。

ただし、一つだけ注意点も。お客さまに対して、先輩の不満を言ってしまった場合、これはぜっっったいに伝わります。なぜなら、お客さまは自分より先輩との付き合いが長いし、信頼しているから。これは先輩に対しても同じで、たとえば2個上の先輩に1個上の先輩の悪口を言ったら絶対に伝わるし、イメージが余計に悪くなるから、間違ってもしないように!

お客さまとの会話で無理は禁物!

美容師1年目で、お客さまとのコミュニケーションに不安がある人もいると思います。そういう場合は無理に話さなくても大丈夫。それより、必死になって仕事で打ち込めばいいと思います。やっぱり新入社員はカワイイ存在だし、頑張っていることが伝われば喜ばれますよ。話す内容も、今学んでいることや分かる範囲の内容でいいと思います。トリートメントの講習を受けたばかりなら、「トリートメントについて勉強したんですけれど、お客さまこんなことご存知です?」とかそんな感じで十分。変にプライドを出さないほうが上手くいきます。あと、話すことよりも“聞くこと”を意識したほうがいいですね。教えてくださいというスタンスでいることが大事です。

このアドバイスは、スタイリストにも当てはまります。経験を積むと知識が増えていきますが、お客さまに講釈をたれちゃダメ。これ、やっちゃう人結構いるんですよ。そういう意味で、いつもお客さまとの距離感を意識してほしいです。

どういう距離感がいいという正解はないんだけれど、「距離感を気にし続けること」が大事かもしれない。その意識を忘れちゃうと踏み込みすぎたり、離れすぎたりしてしまうから。ちょっと慎重になるくらいがちょうどいいんです。なぜなら、相手のことを思う気持ちが強いから、慎重になるのだから。慎重に距離感を探ることが、人間関係を築くためのコツだと思います。

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